カギ屋で働く専門家をカギ師と言います。
英語ではロック(カギ)スミス(職人)と言って、やはりカギを扱うのは誰でもできる技ではなく、専門職になるわけです。
しかもカギは年々進歩し、昔ながらの機械式だけでなく、電子ロックなど高度なカギも登場しています。
従って、カギ屋で働くためには、カギに関する知識や技術を習得する必要があります。
カギに関する知識や技術を習得するためには、二つの方法があります。
まずカギ屋に就職し、現場で知識や技術を習得していく方法です。
これは昔ながらの方法ですが、現代でも有効な方法で、早い人だと半年程度で、遅い人でも一年カギ屋で修行を積めば、たいていのカギのトラブルに対処できるようになります。
もう一つの方法は、カギの専門学校で専門知識や技術を習得する方法です。
1997年に「カギ師」及び「錠前師」というカギの専門家に対する呼び名が登録商標されました。
これを機に日本カギ師協会が設立され、カギ師の民間資格制度が発足されました。
カギ師の資格は一級カギ師と二級カギ師があります。
一級カギ師は、カギに関する高度な専門知識を有する者に与えられる資格で、一般普及錠はもちろんのこと、特殊錠等に関する取り付けや開錠技術等を有する必要があります。
また、一級カギ師技能検定試験に合格する必要があり、受験資格に二級技士の資格が必要です。
二級カギ師は、カギの基本的な知識を有している者に与えられる資格で、一般普及錠の取り付け、開錠技術等が求められ、二級カギ師技能検定試験に合格しなければなりません。
一級カギ師、二級カギ師のさらに上にマスターカギ師があります。
マスター技師は一級カギ師の資格者の中から日本カギ師協会が特に優秀であると認められた者に与えられる資格です。
マスター技師は日本カギ師協会にて技術指導を行うことができます。
このようなカギ師の資格を有していると、カギ屋として働く際にも有利です。
またカギは日進月歩で進化していますので、常に最新の情報と知識を吸収していく姿勢が大切になります。